NISHIDA Now NO.49
NISHIDA Now 49
令和4年(2022年)1月7日発行
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
社員一丸となり全力を尽くしますので、引き続きご支援いただきますようお願い申しあげます。
本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
感染対策と万全に行い、妻沼にあります妻沼聖天山へ参拝してきました。
密になる時間を避け早朝に参拝致しました。
コロナの新しい株への感染者が増えてきておりますが、
マスク、消毒、手洗いうがい等の感染対策を徹底して行い、終息へ向かうことを願っております。
電子帳簿保存法が令和4年1月1日から変わります。
電子帳簿保存法とは?
原則紙での保存が義務付けられている帳簿書類について、電子データで保存する為の要件や、電子データでやり取りした取引情報の保存義務などを定めた法律です。
主な改正点
①税務署長への事前承認制度の廃止
②電子帳簿の一定の要件による分類
③タイムスタンプ要件、検索要件の緩和
④スキャナ保存の要件緩和
⑤電子取引データ保存の義務化
⑥罰則規定
今回は上記の改正点のうち「⑤電子取引データ保存の義務化」について注目してみます。
電子取引とは?
- 電子メールで請求書や領収書を受領している
- インターネットサイトで物品を購入している
- クレジットカードの利用明細をインターネットで出力している
- 交通系ICカードの利用明細をインターネットで出力している
- スマートフォンアプリによる決済データを利用している
- 電子請求書や領収証を受領している
- ペーパレス化されたFAX機能を持つ複合機を利用している
- 請求書や領収証のデータをDVDやフラッシュメモリで受領している
- 特定の取引をEDI(専用の回線を使用し受注等をする)システムを利用している
上記9つが電子取引に該当する可能性があります。電子データを印刷した書面を保存することは認められなくなりました。
令和4年1月1日以降は、上記の電子取引を行うすべての事業者は、原則電子データを、ハードディスク、DVD、磁気テープ、クラウドサービス等に記録・保存しなくてはなりません。
ただし、令和5年12月31日までの間に電子保存に対応できない事情があると税務署長が認め、かつ出力書面での提出等に応じることができる場合は出力書面での保存も認められる
※社員が会社の経費を立て替え払いして電子データの領収証を受け取った場合も、電子取引に該当します。
請求書をFAXで受信し、書面で確認保存する場合は電子取引に該当しません。
電子データ保存のポイント!
入力期間 通常の期間(最長2か月以内)を経過した後速やかに(概ね7営業日以内)
関係書類 システム関係書類を備え付けること(自社開発のシステムを使用する場合)
見読装置 PC、ディスプレイ、プリンタ、操作マニュアルを備え付け、明瞭な状態で速やかに出力できること
検索機能 一定の検索機能
専用ソフトを使用しない場合、ファイル名に規則性をもって内容を表示する。
例)年月日、取引先名、書類名、金額→220104 ○○㈱ 請求書 100,000
また、取引量が多い場合は、各月ごとや取引先ごとに任意のフォルダを作成し、保存する。
保存措置 下記4つのいずれかを充足
発行者によるタイムスタンプの付与
受領者によるタイムスタンプの付与
訂正・削除履歴の確保
訂正・削除の防止に関する事務処理の規程
〈環 境 だ よ り〉
寒さが一層厳しい季節となってまいりました。各地で新型コロナウイルスのオミクロン株発生のニュースが連日流れており、今年も昨年に引き続いて、ソーシャルディスタンスを意識した生活を考え実行する一年になろうかと思います。皆さまには、ご自分自身やご家族、また周囲の大切な方々を守りながら、健やかな日々を過ごして頂きたく思います。
当事務所では、環境活動の一環で毎月CO2の排出量を測定し、発表することになっております。
期間全体としては前期比で5.6%の削減となりました。
=当事務所とSDGsについて=
当事務所では、今まで環境改善のための取り組みを行ってまいりました。
昨今話題に上っているSDGsの取り組みと類似することが多く、より事務所の取り組む事例の多様化の為にもSDGsが掲げる「誰一人取り残さない」という基本理念のもと、社会や環境の役に立つ取り組みを一つでも多く行っていければと考えております。
現段階で行っている取り組み(一部)
ワクチン寄付団体へ毎月ペットボトルキャップの寄付・紙の削減・災害対策・
Co2排出量削減など
最後に、コロナ最前線でご尽力頂いている医療従事者の皆さまをはじめ、コロナ対策に
ご尽力頂いている方々に対しまして、心からの応援・敬意を表します。